飛騨の匠とはHIDA NO TAKUMI

大極殿家具の復元

奈良時代宮廷家具の復元

奈良・平安時代 国の制度により飛騨から挑発された匠たちの役割は次のようであった。
飛騨匠たちが所属したのは、主に修理職(しゅうりしき)木工寮(もくりょう)という宮司であった。木工寮の職掌は、本来、樹木の伐採・製材から、それらを用いた土木建築に至るまでであるが、実際はそれにとどまらず、神祇祭祀(じんぎさいし)の際の祭具をはじめ、宮廷の机・椅子等、家具の類にいたるまで、じつにさまざまな物品の製作も担当していたと考えられる。


2015年2月「飛騨の匠学会」は、その当時の宮廷家具を再製作するため、関係組織の許可を頂き、同資料館に展示されている役所や宮廷の家具を参考に復元活動を開始した。先ずは、復元家具の作図のために現物採寸と加工方法や仕口確認に、奈良まで再三再四脚を運ぶこととなった。理由は飛騨の匠の仕事は流石といわれるように納得のいくものを作りたいという一念からの行動であった。

 

古の飛騨の匠達も同じ思いで仕事に向かったことであろう。今回取り組んだ大極殿玉座は推定復元で有り、平城宮の役所の家具は正倉院史料からの復元で奈良時代のものを資料としている。また、復元する家具は、外観と共に奈良時代に使われていたであろう木材の接合方法(仕口)の再現など、外観からは窺うことの出来ない構造までも推測し復元の制作に取り組んでいる。


2015年8月22日~9月27日まで飛騨・世界生活文化センターで開催された「飛騨の匠展」復元家具展示の全景

復元された奈良平城宮大極殿の高御座と玉座

復元家具製作協力:独立法人 国立文化財機構 奈良文化財研究所

復元家具製作:飛騨産業株式会社 ・飛騨職人学舎工房

 

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